世界レベルで活躍し、〇〇〇億の契約を掴み取るためには、
「その時点で競技を続けていること」が絶対条件です!
子どもが野球を続け、甲子園出場を目指すことはとても素晴らしいことです。
しかし、そこには大きな落とし穴も潜んでいます。
陸上100m走で例えると、
スターティングブロックに足を置くこと=甲子園の土を踏むこと。
無事にスタートを切れば、ようやく試合開始です。
10秒台でゴールすれば「速い!」とはなりますが、稼ぐとなると難しい。
甲子園で言えば、「試合をしただけ」の状態です。
でも、10秒を切ったら?
大学や企業から声がかかるかもしれません。
そして、もし9秒を切ったら…きっと「億」を稼げる世界が待っているはずです。
もちろん、「お金が全て」という話ではありません(笑)。
ここで伝えたいのは、
“目標”だけでなく、“目的”が大切だということ。
たとえば、プロ野球選手を目指すなら、
目標は「プロになること」。
目的は「プロの舞台で夢を与えながら、対価を得ること」。
つまり、甲子園出場はその“手段”のひとつであり、
本当に大切なのはその先にある目的です。
落とし穴とは、「目標達成」ばかりに気を取られ、
“目的”を見失ってしまうこと。
その状態では、スターティングブロックに足すら置けません。
目標に向かっていたはずが、心や体を壊してしまい、
結果的に夢から遠ざかってしまうのです。
これはスポーツに限らず、人生そのものにも言えることですよね。
大切なのは「積み重ね」。
目的や目標を達成するためには、日々の小さな積み重ねしかありません。
そのプロセスにこそ、意味があり、価値があります。
経験は、どんな場面でも自分の力になってくれるのです。
……ちょっと分かりにくいたとえ話でスミマセン(笑)
アスリートを目指すなら、
“目的に合ったジュニア期”を過ごすべきです。
やり過ぎてもダメ。
やらなさ過ぎてもダメ。
子どもたちは経験が少ない分、「やり方」がわからないこともたくさんあります。
だからこそ、大人が目標と目的のベクトルを合わせ、
ポンとお尻を押してあげるくらいがちょうど良いんです。
目標や目的を持った子どもは、自分でどんどん前に進んでいきます。
でも、大人にできることは「意外と限られている」ことも忘れてはいけません。
そこを越えてしまうと、「やらせ」になってしまうんです。
私たち大人にできること。
それは、子どもたちが“やりたいこと”を経験できる環境をつくること。
たとえ無駄に思えることでも、それをたくさん置いておくこと。
拾ってもらえるかは分かりません。
でも、拾った子は、きっと自ら動き出す。
そんな未来にワクワクする子どもたちを全力でサポートし、
世界で活躍できる選手になるための“ベースづくり”をしたい。
『BASE』という名前には、
そんな想いをギュ〜ッと込めています!
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