よく「コツをつかむ」という言葉を耳にしますが、この「コツ」とは「骨」を意味するように、動作においては“骨の動き”をイメージすることがとても重要です。
理解を深めながら、正しい動作で練習を積み重ねていくことで、上達の可能性は確実に高まります!
「理解 → イメージ → 実践 → 修正」のサイクルを繰り返すことが、「コツをつかむ」ためには必要です。
⚾ 野球における「コツをつかむ」ための骨の使い方
① バッティング編:スイングは“骨の連動”で生まれる
✅ コツ(骨)のポイント
下半身 → 骨盤(腰)→ 背骨 → 肩甲骨 → 腕 → バット
**肩甲骨と骨盤のねじれ戻し(※“X”のような動き)**が、スイングのパワーとキレの源です。
軸足に乗せた重心を骨盤ごと移動させ、“回す”より“運ぶ”意識で回転力を生みます。
🧠 イメージ練習
素振り前に、骨盤を左右に小さく揺らしてからスイング。
「骨で振る感覚」を体に染み込ませる。
② ピッチング編:力は“骨のしなり”から出る
✅ コツ(骨)のポイント
ピッチングでは、下半身→股関節→背骨→肩甲骨→腕という順でエネルギーを伝える「運動連鎖」が重要。
背骨と肩甲骨をしならせて、ムチのように腕を振ることで、無理なく速い球が投げられます。
肘だけで投げようとすると怪我や伸びない球になりがち。
🧠 イメージ練習
壁ドリルやシャドウピッチングで、腕を振る前に骨盤・肩甲骨のしなりを確認。
ひじが肩より後ろに来すぎないよう注意しつつ、背骨の回旋(ねじり)を感じる。
③ 守備編:骨盤と重心が“動き出し”のカギ
✅ コツ(骨)のポイント
打球への一歩目は、足でなく骨盤の移動から始まるとスムーズ。
骨盤を中心とした重心移動ができると、無駄なく速い反応ができる。
腕で捕るより、「骨盤の下にグラブを持ってくる」意識。
🧠 イメージ練習
捕球体勢で、骨盤だけを前後・左右に動かす練習。
捕球後、足ではなく骨盤で送球体勢に移るよう意識。
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